裏切り?(J-League series)
このエントリはフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
中村北斗「久しぶり登場の北斗だよ。いよいよJ2も大詰め。大変な時期にさしかかってきているけど、リラックスも必要だし刺激も受けたいから野球とかフィギュアを見ることにするんだ」
城後寿「…誰に言っているんだ?」
中村北斗「…むっ? こ、これは…何だと!?」
城後寿「どうした?」
中村北斗「急いで横浜に行かなければ!!」
北斗、いきなり駆け出す。
横浜
ボンバーゆうじ「俊さん、月間MVPおめでとうございます」
Y150俊輔「うん? ああ、先月は良かったね」
中村北斗「社長ー!」
Y150俊輔「おや? 北斗。福岡からわざわざ祝いに来てくれたのか?」
中村北斗「そうじゃない! これを見てよ!」
Y150俊輔「これは…今やっている野球のスタメン表?」
けげんな顔で眺める俊輔、突然目を見開く。
Y150俊輔「!!」
プエルトリコ戦・日本のスタメン
(中)秋山
(右)中村晃
(二)山田
(DH)中村剛也
(左)筒香
(一)中田
(三)松田
(遊)坂本
(捕)中村悠平
Y150俊輔「サッカーより人数が2人少ない野球の日本代表で、中村が3人…」
中村北斗「これはアレだよ、きっと…」
北斗の回想
アナザーナカムラ・ケンゴ「もう私は絶望しました。争いを嫌いなあなあ主義ばかりで過ごしたザック、体脂肪率のことにしか興味のないハリさんみたいな人しか選べない日本サッカー界に…」
小久保監督「サッカーは大変やな」
アナザーナカムラ・ケンゴ「日本人の小久保監督なら、派閥の結束というものがいかに大切かお分かりでしょう?」
小久保監督「もちろん。俺も大久保、久保と一緒にトリプル・クボーをやりたかったんやが、あれだけ理解のある王さんからも『それだけはやめてくれ』と言われてしまった。派閥を組めん悔しさはよう分かる」
アナザーナカムラ・ケンゴ「サッカー界からも間接的に支援をしますので、どうか有能な中村をそろい踏みさせていただければ」
小久保監督「お安い御用や。そのかわり、デーブ大久保と、久保(康生)さんをうまくコラボで乗せてくれな」
アナザーナカムラ・ケンゴ「もちろんですとも」
二人「ククククク、アハハハハ、アーッハッハ」
中村北斗「遂に自棄になって、野球界の方に乗りだしてしまったんだ!」
Y150俊輔「今回も完璧に一姓一人制度を踏襲しているからな。せめてじゃない武藤でも呼んでくれれば、まだしも救いがあったのかもしれないが」
ちなみにフィギュアでは男女で村上が出て来ていた。
やはり派閥は重要なのか。
そうであるとしたら、この人は大変そうだ。
五郎丸歩「あちこちから引っ張りだこで仲間を探す時間がない~」
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